ホット・ファズ 【HOT FUZZ】

テンポの良さと、嫌味の無いギャグで好きになった「ショーン・オブ・ザ・デッド」
そして「ショーン…」を撮ったエドガー・ライト監督と
主演のサイモン氏のファンになった私には
この「ホット・ファズ」という新作映画の登場は嬉しい限り(*´Д｀*)
（「ショーン・オブ・ザ・デッド」は「映画＆DVDさ行」で感想書いています♪）

ちょっと調べて分かったんですが、役者さんや監督さんの
ネームヴァリューの為（日本では認知度が低いって事なのかな…？！）
日本での公開予定は無かったようですが
この作品を既に知っていた人達が「ホット・ファズを劇場公開しよう！」と
インターネットで呼びかけた署名運動によって
7月の劇場公開が決まったらしいです。

5/9にはホット・ファズの「公開署名運動の会」主宰で
トークショーも開かれるみたい。
このトークショーに、もしかしたらエドガー監督＆サイモン氏も来るのかな？！
日本に来訪するみたいな事を仰っていたようだし。
いやしかし、この映画を愛する皆さんの行動力ったら
映画のタイトルに負けないホットさです(*´Д｀*)

劇場公開の署名を行なったサイトはコチラ→「INTRO」
色々詳しく載っていますので、ご覧あれ～♪

公式HPはコチラ→「HOT FUZZ」

ホット・ファズのストーリーは以下。
ロンドンで活躍するエリート警官エンジェル（サイモン・ペグ）は
その優秀さを上司に疎まれ、地方へと左遷される。
左遷された先の田舎町「サンドフォード」は
都会と違い犯罪とは無縁そうにみえる。
しかし田舎町といえど、今まで通りに真面目に勤務するエンジェルに
事件の無い田舎を守っていた警官達は冷たく当たる。
所がある日、連続して事故が起きる。
エンジェルはそれが事故ではなく事件と見て捜査を開始するが
非協力的な住人と警官達のせいで上手くいかない。
エンジェルも、お堅い自分の性格が必ずしも正しいとは思っていない…。
一緒に行動を共にしていた警官の1人ダニー（ニック・フロスト）と
ダニーの好きな刑事モノの映画を観ながら、二人は友情が芽生え始めていく。
そして二人で協力して捜査していくうちに
町の大きな秘密を探り当ててしまう…。

以下ネタばれ感想に続きます。
読みたくない方は「続きを読む」を読まないで下さいね。

今回の主人公と、主人公と仲良くなる相棒は
「ショーン…」と同じく、サイモン・ペグ氏＆ニック・フロスト氏。
またこの2人なの？！って、それだけでも笑えてきちゃうｗ

映画は相変わらずのテンポの良さ、そして嫌味の無いギャグセンス。

大好きですっ！(*´Д｀*)

音と、一瞬見せる映像での場面転換は「ショーン…」からのお家芸。
でも「ショーン…」の時よりも洗練されてきています。
映像センスに、ますます磨きがかかった感じ。

音楽の使い方も上手い。
事故現場に登場する、スーパーの経営者スキナー氏が
毎度その事故現場に関わりのある曲をかけながら車で通りがかるのが変ｗ
そしてこのスキナー氏を演じるのは、なんとティモシー・ダルトン氏！
（いわずと知れたジェームズ・ボンド）
こんな大物が出演してたら「絶対なにかあるに違いない！」って
わざと思わせてるんだろうなぁ、監督はｗ

まんまとハマってニヤニヤするのも楽しいｗ

そして急に展開するスプラッタな殺人シーン。
今までの展開に騙されて忘れちゃってたけど
この監督さんは「ショーン・オブ・ザ・デッド」を撮った人だった…。

死体も殺人シーンもシッカリ見せちゃうからドキドキ…。
観ている人の背後から、驚かせるタイミングを
今か今かと図っていたかのようでした。
うーん、面白いよ監督ｗ

最後は、真相を掴み危機に陥った所をダニーに救われたエンジェルは
何も出来ないままロンドンに帰って終わるのかと思っていたら
これも良い意味で監督に裏切られるしｗ
映画内で2人が観ていた「ハートブルー」と「バッドボーイズ2バッド」を
私は観ていないけど
二人のドンパチシーンはそれをマネしてるのが分かって爆笑ｗ
っていうか、二丁拳銃横っ飛びを二人でやる意味あるの～？！ｗｗｗｗｗｗ

どっちの映画も相棒モノで、友情がテーマの映画だって所も
二人に関わっていて良かったなぁ(*^-^*)

いやしかし、最後の最後までスプラッタを忘れない監督。
アゴ串刺しも、よく演じてくれたよ…ダルトン氏ｗ

ただ、ちょっと思ったのが
オマケ映像にあったカットされたシーン「スプレーで落書きしている子供達」
このシークエンスは、カットしなくても良かったと思いました。
あの子達、最後に活躍するしｗ

全部見終わってから
ピーター・ジャクソン監督の「バッドテイスト」についていたキャッチコピー
「グロっとさわやか」が、何故か頭をよぎりましたｗ

タグ：署名運動で上映実現 ニック・フロスト サイモン・ペグ エドガー・ライト監督 ティモシー・ダルトン