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ウルトラヴァイオレット 【ULTRAVIOLET】 [映画&DVD:あ行]


ウルトラヴァイオレット (Blu-ray Disc)

ウルトラヴァイオレット (Blu-ray Disc)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

製作:アメリカ(2006)
上映時間:87分
監督・脚本:カート・ウィマー
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ(ヴァイオレット)
   キャメロン・ブライト(シックス)
   ニック・チンランド(ダクサス)

カート・ウィマー氏の初映画作品に
今をトキメク演技派男優クリスチャン・ベールが主演した
「リベリオン」があります。
その近未来を描いた「リベリオン」の中で
GUN-KATA(ガン-カタ)という一際目を見張る特徴がありました。
「武術の型に銃を当てはめたらカッコ良くねぇ?」
発想的には小学生レベルなこのネタを
あえて堂々とスタイリッシュに魅せてくれた「リベリオン」は
今時ありふれすぎてて誰も描かない
近未来独裁政治に反旗を翻し戦う主人公という、映画の内容さえも
これはこれで古典で良いね♪なんて納得させてくれました。

そんなシビレまくったGUN-KATAが、また映画で観られるとなったら
これは観に行かなければっ!!
そんなわけで「ウルトラヴァイオレット」を観て来たのですが…。

最初に言っておくと、監督がミラさんの為に脚本を作ったのもありますが
これミラ・ジョヴォヴィッチのプロモーションビデオですw
彼女の美しい顔&体&そこから繰り出されるアクションが
観たい方は超オススメします!
もちろん!(と、もう言ってもいいくらいw)この映画でもミラさんの
ナイバディな裸体が観れちゃいます(*´Д`*)
ですが肝心のGUN-KATAは…、以下ネタばれ、感想に続きます。
興味の無い方は読まないで下さいね。

私、この監督さんはカッコイイ事が分かっている人だと思ってました。
所々のギミックや、表現はカッコイイ。
重力の向きを変えられ、それによって壁や天井を動ける「重力レベラー」

物質をいくつも持ち歩ける「次元圧縮装置」

この世界で人間をファージに感染させないようにする為に
作られたと思われる、自動販売機から出てきて折り紙のように
たたんで使う「使い捨て電話」

なんの意味があるのか分からなかったけど、ミラの衣装や
髪の毛の色が、その場所場所で変化するのは見た目に綺麗で良かった。

ただ問題のアクションシーンは何故か続かない…。
お!と身を乗り出すようなシーンでも、これからって時に
ブツ切れるようなシーンが多くて、波に乗り切れない気分にガッカリ。
楽しみにしていたGUN-KATAシーンも
最初の辺りに銃を使わず、弾丸を避け、敵に当てて倒す所と
最後の敵陣に乗り込んだ所で終わり。
カッコイイが分かっていると思っていたけど
分かっていただけで、描き方がまだ出来無い方なのだと理解しました。

こうなると、内容に文句も出てくるわけで
今回は謎の感染病で短命(感染すると12年くらいしか生きられないらしい)
だけど超人的な力や頭脳を持つファージと呼ばれる新人類と
人間(政府)との戦いを描き
ファージを殺す抗体を体に持つ少年が、実は人間を殺す抗体を持っていて
政府のトップはそれで独裁政治をおこなおうとしていた…みたいな
これも使い古された内容…でもストーリーはまだいいんです。

問題は何故ファージ側のヴァイオレットが
早々に少年と逃避行をしてしまうのか?
ファージに感染した時に、政府に無理矢理子供を堕胎され
家族と引き離されたバックボーンがあるにしても
ファージと政府を敵にする程の行動を
出会ったばかりの少年に取るか~?!
心理描写も、行動理念も描写しきれてないじゃん。
こんな調子で、なんで?!なシーンばっかり…。
ファージの占拠するビルも、ファージがいるの分かっているのに
ほっとかれてるの?

そのビルから少年を連れて逃げるヴァイオレットが
屋上に向かい、それを仲間のファージが追うが
上の階にはファージが一目置いているらしい
ブラッドシノワ(だったかな…)という東洋系マフィアがいるとの台詞。
しかし見ていると、何故か円形の屋上に円形の柵に沿って
ずら~っと並んでいるシノワの人達。

ちょっとっ!
上の階って言うから何階からの上って意味かと思ったら屋上って?!
ここ一人でウケちゃってたわよ(爆笑)

最後、死んだはずの少年が生きていると
なんの根拠も無く、単身敵地に乗り込むヴァイオレット。
ファージ(ヴァイオレット)の涙で、少年の抗体が消えたの?と
想像させられる描写があるんだけど、これも説明無しで意味不明。

最初に使ってた、重力レベラーはもう出てこないし…。
どうして百人斬りみたいなシーンをラストに持ってこないかなあ。
なんで~?どうして~??と不満だらけでした(⊃д⊂)
CGちゃちいのも気にしないのにな~。
でもオール香港ロケも意味があったのか無かったのか…。
監督の次の作品が心配です(´Д`;)ヾ
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コメント 2

ツルけん

ちょっと気になってたので参考になりました☆
やっぱ中途半端はいかんすよね。
あと映画館でプロモ流すのもどうかと。
和製映画でもデビル●ンとかあったし。
by ツルけん (2006-06-29 20:51) 

みこ

うーん「リベリオン」がマイナーヒットしちゃって
お金がかけられるようになったから違う方向に頭いきすぎちゃったのかなあ…。
でもでも、ミラさんは綺麗だからPVでも良いけど
デ●ルマンはもう観る所も無いというか…なにもかもが駄目だったのでw
by みこ (2006-06-29 21:18) 

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